岡安盛男さんが著書「新版 岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則」で、損切りの重要性を指摘されています。
ついつい「いつか戻るかも…」と考えてしまいがちですが、それはやはりNGなようです。
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新版 岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則
同書の26~28ページから一部抜粋して紹介します。(この本は参考になります!)
損切りができないと稼げない「いつか戻るかも」はロスカット後に
岡安氏は「損切りが確実にできない人に稼いでいる人はいない」としていて、このように指摘します。
FX取引で稼げる人は同時に損切りが上手な人です。
FX取引ではレバレッジを使って元金の何倍もの取引を行うことから、ある証拠金が一定のレベルに達すると強制的にロスカットが執行されます。
したがって、そうならないよう自分で常に損切りレベルを想定しながら取引することが基本です。
利益を伸ばすには利益幅よりも損切の幅をいかに小さくできるかがポイントになります。
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とはいえ、つい「いつか戻るだろう」と考えてしまうのはあるあるですが…
自分の予想とは反対に動きだした時に、何の根拠もなくまた戻るだろう(そうなってほしい)という期待感を抱いてしまうためです。
しかし、この習性を直さない限りFXで稼ぐことはできません。
自分の予想が既に間違った方向に進んでいるのに戻るのを待つのは、むしろ戻らない確率の方が高いということになります。
しかし時には戻ることもありますが…
もちろん、いずれ再び戻る時がないとは言えません。
それならば、一旦損切りをして、再び自分の思惑通りに戻り始めた際にポジションを持ち直せばよいことです。
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まずはちゃんと損切しておくことが大事なようです。