うつ病とまではいかなくとも、気分が落ち込んだり、ネガティブな考えに支配されることはあります。
・物事を悪いほうにばかり考えてしまう
・自分がダメな人間に思える
・「自分がやっていることは無駄なんじゃないか」と思えてくる
・気分がイライラする
など、気分がささくれ立った経験は誰にでもあるはずです。
もちろん管理人にもあります。
これまでに何度かこうした経験をしてきて、このネガティブ思考に陥りにくくするコツらしきものが何となくわかってきました。
私としてはかなり効果があると思っています。
そのコツとは・・・
お酒を飲まないこと
です。
お酒を連日飲んでいると、ネガティブなることが多くないですか?
管理人の場合、休肝日なくアルコールをとっていると、メンタルにてきめんに悪影響が出ます。
「自分はもうダメかもしれない」などと考える時間が長くなるだけでなく、やたらとイライラするんですよ。人のやることに何かと腹が立つようになります。(口には出しませんが)
そんな時にノンアルコール飲料に替えると気持ちが段違いに安定するようになり、「自分はこんなに温厚な人間だったのか」と再認識することも。
アルコールをとり続けるとメンタル面に間違いなく悪影響があると考えています。
とはいえ、個人の体質によって違いがあるのは言うまでもありません。
アルコールの代謝能力が高い人は、気にする必要はないでしょう。
しかしその能力が低い人は、アルコール分解の際、体に大きな負担がかかるように思えるのです。
アルコールの代謝には、ビタミンBやたんぱく質が消費されます。
代謝能力の低い人(おそらく私もそうです)は、これらの栄養素の消費量も多くなるはずです。
ビタミンBやたんぱく質は、精神の安定にも関わっているので、アルコール代謝で消費されてしまうとメンタル面に悪影響が出るわけです。
うつの治療中に飲酒が禁じられるのは、まさにこの理由によります。
日本人のおよそ半数は、お酒を全く飲めないわけではないものの、アルコールの代謝がそれほど得意ではないそうです。
お酒を飲んで体が赤くなるなら、このグループに属すると考えられます。
もしもあなたにお酒を飲む習慣があり、「何だか最近気持ちがすさんでるなぁ」と感じているなら、騙されたと思ってアルコールを一切やめてみて下さい。
代わりにノンアルコール飲料にして、しばらく様子をみてはいかがでしょうか。
かなりハッキリとした違いが表れると思います。
気分の落ち込み対処とお酒
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