うつは薬の副作用で発症することがあります。
 
うつを引き起こす可能性のある薬は多岐に渡っていて、服用する際は考慮する必要があります。

対象となる薬をまとめます。
 

 
副腎皮質ホルモン剤 
インターフェロン製剤
 
降圧薬 レセルピン メチルドバ ヒドララジンなど 
経口避妊薬 ノルエチステロン 
消化性潰瘍治療薬 シメチジン ラニチジンなど  
抗精神病薬 フルフェナジン クロルプロマジンなど  
催眠・鎮痛薬 バルビタールなど
 
強心薬 ジキタリス製剤など 
パーキンソン病治療薬 レボドバなど  
抗がん薬 プレオマイシン アザチオプリンなど  
抗結核薬 サイクロセリン エチオナミドなど 
抗てんかん薬 カルバマゼピンなど
 

 
中でも降圧薬や副腎皮質ホルモン剤は特にうつを発症しやすいといわれています。
 
薬により発症したうつは、薬の服用をやめれば快方に向かいますが、薬により治療を図っていた病気との兼ね合いもあるので、服用量を自己判断で変えるのはダメです。
 
医師と相談して、病気とうつの兼ね合いを考えなくてはいけません。
 
薬剤の一覧は「名医の図解 うつがよくなる生活読本(楽天市場)」岩崎靖夫著 50~51ページを参考にしました。