岡安盛男さんが著書「新版 岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則」の「はじめに」で、FX取引で稼ぐために必要なことを解説されています。

技術的およびイベントへの対処、取引期間、組み合わせ通貨の視点からの説明です。

楽天市場

新版 岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則


FXトレーダーなら誰でも考えるド真ん中の疑問であり、回答としてはどうしても概論的になってしまいますが、参考のため一部を抜粋して紹介します。
 

自分の取引手法・技術面を見直してみる

稼げないなら、自分の手法を見直す必要があります。

どうすれば稼げるのか?
 
自分はもう長くFXをやっているのに勝ったり負けたりで、なかなか稼げないという方は、どこが悪いのか、今一度自分の取引方法を再検討する必要があります。

具体的には以下のような点があります。

例えば、負けパターンで一番多いのが、損失を出すのがいやで最初に決めたロスカットをずらしてしまう、欲張って利食いを遅らせる、損切り幅が狭すぎて損切り貧乏になる、中途半端なレベルでポジションを持ってしまう、といった初歩的なミスです。
 
多くのテクニカル分析を次々に乗り換えたり、間違った使い方をしているケースもよくみられます。
 
基本に立ち返り、これらのよくあるミスを改善するだけで成績を上向いてくるはずです。
 

技術面以外にも留意点があります。

イベントへの対処 取引期間 チェックする通貨

イベントにどう対処するかも大切です。

為替相場で長く稼いでいくためには、それだけではまだ足りません。
 
そのためにはトレンドやレンジの基本を理解した上で、指標の発表と織り込み、オーバーシュート、急落とその反動、地政学的リスクによる投げ売り、パニックといった相場に起こるパターンをうまく利用するテクニックや、一歩踏み込んだコツがあります。
 
例えば、突発的なニュースで相場が大きく動いた時などは、あわててその流れに乗ろうとするよりも、むしろその反動を取りに行った方が大きな利益が確実に取れるものです。
 

FXは短期取引のイメージが強いですが、中長期の視点も必要です。

また、相場の動きを知るには、短期中期長期での動きを見る必要があります。
 
ユーロ円などのクロス円取引では、少なくとも3つの通貨ペアを同時に見て、どの通貨が相場を主導しているのかを知ることで、正確な相場観と同時にチャンスをつかむことができます。

チェックする通貨を増やすことで、稼げる機会を増やすことができます。

稼ぐためにはドル円だけでなく、その時々の相場を見て儲けやすい局面にあるペアを選ぶことも必要です。
 
それには各通貨の特徴や関係性などを知り、ユーロドル、ポンドドル、豪ドルドルといった円以外のメジャーなペアも得意にしておくことです。
 
大きく稼ぐには、年数回のビッグチャンス、月単位のミドルチャンスを逃してはなりません。
 
それには相場予測やポジションの読みなど、日々の経験の積み重ねが必要です。
 

岡安氏は”FX極”という投資講座も主宰されています。