男性の顔”FX極”を主催する岡安盛男氏が、2025年1月25日発行のメルマガ”極通信”で、現在の相場環境を分析されています。

トランプ政権特有の外交政策やディープシークなど複数の要因が関係しています。
 
同メルマガから一部を抜粋して紹介します。


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トランプ政権の不透明感とディープシークの脅威

岡安氏の分析はこちらです。

コロンビアがトランプ関税を課すとの脅しにより移民受け入れに同意したことからドル買いが強まりユーロは1.04ミドルまで下落。
 
しかし、その後中国新興企業ディープシークの最新AIモデルが米企業を脅かすとの懸念から先物NY株価下落するとドルが全面安。
 
ユーロも1.0533まで反発するなど、ドル主導相場が続いている。
 
トランプ政権による米一人勝ちと思われたが、ここにきて不安が広がる中でこれまでの調整によるドル売りが一段と強まりかねない。
 
下降チャネルを上抜けしたことでユーロ買いの勢いは続くとみているが、FOMC会合とECB理事会を前に調整の売りには注意したい。
 
PCを見て考える男性

こんにちは、岡安です。
 
トランプ大統領がコロンビアへの関税制裁を打ち出したことで移民受け入れに同意。
 
一旦はリスクオンに傾いたものの、中国企業AIが米企業を脅かすとの観測からリスクオフの円買いが進みドル円クロス円ともに下落。
 
NY市場ではダウが大幅安で始まったがその後は上昇に転じるなど方向感の定まらない動きがみられる。
 
世界の通貨
 
トランプ政権による不透明感が背景にあるようだ。
 
結局トランプ関税は相手国との取引の道具であり、今後も当初示されたような高関税が修正されるようならインフレ再燃懸念も後退する可能性が高い。
 
OPECが原油価格を引き下げるようならトランプ大統領はFRBに利下げを要請する可能性もありドルの上値は重そうに見える。
 
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